フィードバックの受け方・活かし方
フィードバックは「攻撃」ではなく「情報」
デザインへのフィードバックを個人への批判として受け取ると、
改善ができなくなります。フィードバックは「デザインをより良くするための情報」です。
「自分のデザインへの評価」であり、「自分という人間への評価」ではありません。
このマインドセットの切り替えが、デザイナーとして成長するための最重要スキルです。
「ぼんやりしたフィードバック」の掘り下げ方
クライアントや上司が「なんかいまいち」「もっとかっこよく」と言ったとき、
その言葉をそのまま受け取っても改善できません。
具体的な情報を引き出す質問が必要です。
「なんかいまいち」と言われたら「どの部分がいまいちに感じましたか?全体の印象ですか、
特定の要素ですか?」と聞きましょう。「もっとかっこよく」と言われたら「かっこいいと思うデザインの参考例はありますか?」と聞きます。
「明るくして」と言われたら「全体的に明るく?それとも特定の色だけですか?」と確認します。
フィードバックを積極的に引き出す
待つより「聞く」方が質の高いフィードバックを得られます。
見せるときに以下の問いを添えると具体的な意見が集まります。
「このデザインを見て最初に目に入ったものを教えてください」「伝わらなかったことや疑問に思ったことはありますか?」「このデザインをAとBで比べるとしたら、
どちらが目的に近いですか?」
フィードバックをもらう相手は「ターゲットに近い人」を選ぶことで、
改善の精度が上がります。
フィードバックを整理する3分類
受け取ったフィードバックをすべて反映する必要はありません。
3分類してから対応しましょう。
A(必ず反映する)は目的・ターゲットに関わる根本的な問題です。
「CTAが見えない」「ターゲットに合っていない」などが該当します。
B(検討する)は好みの問題かもしれないが妥当性があるものです。
「もう少し明るい色の方がいいかも」「文字が少し多い気がする」などです。
C(保留する)はデザインの意図と矛盾する、または個人的な趣味嗜好です。
「もっと派手にしてほしい」などブランドコンセプトと合わないものが該当します。
まとめ
フィードバックは情報として受け取り、A/B/Cに分類してから対応することで改善の質が上がります。
ぼんやりした言葉は質問で具体化し、もらう相手はターゲットに近い人を選ぶことで精度をさらに高められます。
誰か(家族・友人・同僚)に自分のデザインを見せ、3つの具体的なフィードバックをもらってください。
NEXT STEP
次は「修正・ブラッシュアップの考え方」続けて読む →