デザインってそもそも何だろう?
デザインとは何か
デザインという言葉はラテン語の "designare"、
つまり「計画する・設計する」を語源としています。
見た目を美しくすることがデザインだと思われがちですが、
本来は目的を達成するために情報を整理・配置する行為のことを指します。
道路標識を例に考えてみましょう。あの標識は、
瞬時に意味が伝わるよう、色・形・文字がすべて「伝える」という目的のために設計されています。
これがデザインの本質です。
アートとデザインの違い
アートは自己表現が目的であり、受け取り手の解釈に委ねます。
一方デザインには必ず「解決すべき課題」があります。
相手に必要な情報や感情を届けること。これがデザインの仕事です。
この違いを意識すると、「どう作るか」より先に「何のために作るか」を考える習慣が身につきます。
デザインの2つの側面
デザインには大きく2つの側面があります。
機能的デザインは情報を正確に・素早く伝えることを目的とします。
道路標識・UIデザイン・取扱説明書などがこれにあたります。
感情的デザインは見る人の気持ちを動かし、行動を促すことを目的とします。
ブランドロゴ・広告・パッケージデザインなどが代表例です。
優れたデザインはこの2つを両立させています。
センスよりも先に問うこと
「デザインはセンスのある人にしかできない」という考え方は誤解です。
センスとは、ルールを無意識に適用できるようになった状態のことです。
最初からセンスがある人などほとんどいません。
デザインを始める前に、次の3つの問いに答える習慣をつけましょう。
① これは誰に向けたものか(ターゲット)
② 何を伝えたいのか(メッセージ)
③ 見た人にどう行動してほしいか(CTA)
この3つに答えられれば、デザインの方向性の大部分は決まります。
まとめ
デザインとは「課題を解決するために情報を整理・配置する行為」です。
センスより先にルールを学ぶことで、誰でも一定水準のデザインを作ることができます。
好きなデザイン(チラシ・パッケージ・Webサイトなど)を1つ選び、「誰に・何を・どう行動させようとしているか」を言葉にしてみましょう。
NEXT STEP
次は「センスじゃなくてルールで作れる」続けて読む →