ワイヤーフレームで構成を決める
ワイヤーフレームとは
デザインの最終的な見た目を作る前に、情報の配置・構成・流れだけを決める設計図のことです。
色もない、きれいなフォントもない、写真もない。
ただの「箱と文字」で構成されます。料理で言えば、
レシピを確認してから調理するのと同じです。
ワイヤーフレームを作る理由
カラーデザインを作り込んだ後に「構成が間違っていた」と気づくのは非常に痛い失敗です。
ワイヤーフレームで先に構成を確認することで後戻りを防げます。
なぜグレースケールだけで作ることが有効なのか。
色には強力な感情的インパクトがあり、鮮やかなオレンジや美しい写真を見ると「なんとなく良さそう」という印象が判断を曇らせます。
グレーしかない状態では見た目の魅力による誤魔化しが効かないため、
純粋に「この構成で情報が正しく伝わるか」という構造的な問いに集中できます。
プロがワイヤーフレームをグレーで作るのは、意識的に「美しさ判断」をOFFにするためです。
また、色や画像がないシンプルな状態だと「どの情報が最重要か」を客観的に判断しやすく、
クライアントへの構成確認も早い段階でできます。
ワイヤーフレームの作り方
① まず紙に箱を書いて要素を並べます(10〜15分)。
考えることより先に手を動かし、複数案を素早く出します。
② 情報の優先順位を数字でつけます。「1番重要:サービス名、
2番:メインビジュアル、3番:特長3点…」と番号を振ります。
③ クライアントに見せる場合はFigma・FigJam・Canvaでデジタル化します。
④ 「見た人がどこに視線が向くか」をシミュレーションして修正します。
ワイヤーフレームの書き方ルール
テキストは横線かダミーテキストで表現し、画像は対角線を引いた四角形(□に×)で表します。
ボタンは角丸の長方形に「CTA」とテキストを書きます。
色はグレーのみ使用し、きれいに描こうとしないことが重要です。
シンプルであることが目的です。
まとめ
ワイヤーフレームは「設計図なしに工事しない」という考え方と同じです。
5〜15分で作る粗い設計図が、後の大きな修正を防ぎます。
紙に手書きから始めることで、頭の中にあるアイデアを素早く形にできます。
「カフェのランディングページ」をテーマに、紙に5分間でワイヤーフレームを書いてみましょう。
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